京都金銀糸振興協同組合
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 ■ 金糸の歩み

 我が国に仏教が伝来した頃から、印度、古代中国、朝鮮半島の国々から織物に使用され入ってきたものと推察される。其の後輸入金銀糸に依って織物等に使用され我が国で金銀糸が作られる様になったのは江戸時代の事であると言われている。厳密な時期は不明であるが奢侈品禁止令の中に金銀糸の使用が制約されていたこと等によって明らかである。
 明治初期の金銀糸は生産力も低く、且つそれに対する需要も限られたものであった。明治維新の変革に依って、封建的経済から資本制経済に移行することに依って金銀糸の需要も特権階級に限られたものから大衆的に開かれた市場へと拡大する事になった。
 大正10年頃より丸撚りの機械化が進められ製造が大幅に進められた。
 昭和30年代に入り、重工大産業が発達する中、ポリエステルフィルムを使った製品が造られる様になり、飛躍的に需要が増した。

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